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Others (怪異)

:ウィザー・サバト

Wither Sabbat

突進からの頭突き攻撃を得意とするサバト種。やたらと周囲を頭突きして回る習性があり、廃墟の電柱を折っていたという報告もある。
後ろ足で立ち上がった時は、特に注意を要する。上方から繰り出される頭突きは、大振りだが高威力で、直撃すると大怪我は免れない。
ただし、少し経つと四足に戻って休むため、弱点を隠す背中の外殻を叩きやすくなる。恐れずに動きを見極めて冷静に回避すれば、反撃のチャンスになるだろう。

:ヴァース・ポーズ

Vase Paws

もしもこのポーズ種が花壇に潜り込んでいたら、普通の花と見分けるのは困難だろう。
だが怪異自体に優美な花への愛着はないようで、複数の個体が向かい合い、頭を振り乱して花びらを散らせる行動が記録されている。
尻尾状の器官には鈴のようなものがついており、尻尾を振り回そうと上げた時、音が鳴り響く。この鈴の音で同種が集まるという説がある。
遠くに獲物を見つけると、恐るべきジャンプ力で跳び上がって蹴りつける。

:バディ・ラミィ

Buddy Rummy

同種の腕を持っていることが多いラミィ種。獲物が近くにいない場合などに、バディ・ラミィ同士で握手のような行動を取ることが確認されている。
そのまま手を離すことなく各々が行動するため、最終的にどちらかが相手の腕をもぎ取る。これが、手に持った腕の正体のようだ。
この腕を叩きつける他、回転しながら広く周囲を攻撃することもある。

:フュエル・プール

Fuel Pool

油を取り込んでいるプール種。上部には蝋燭に似た器官を備えており、これも取り込んだ油から生成したものと推測される。
獲物を見つけると、遠距離から油を発射する。接近されると周囲に油を撒き散らして攻撃し、距離を置くような行動を見せる。
体内だけでなく体表も常に油に濡れており、火気に弱いことが確認されている。発火脳力が極めて有効。

:バンドー・ペンドゥ

Bandeau Pendu

極めて高速な飛行能力を有するペンドゥ種。通常は一定範囲を徘徊する行動が観察されるが、縄張りがあるわけではないようだ。脳を感知すると範囲を外れても襲いに行き、その先でまた徘徊し始める。
厄介な素早さを有し、通常は一当てすることも困難だが、超高速脳力や瞬間移動脳力を使えれば一撃で叩き落せる。
透明化脳力を用いて忍び寄るのも、有効な戦法として報告されている。

:ベース・ポーズ

Base Paws

鉄骨とランタン状の器官を複数備えるポーズ種。空から降下した際、地面に鉄骨が突き刺さり、抜けないまま消滅に至った報告が数例ある。
慎重な性質が見られ、あまり移動せず、一ヵ所から油を連射して獲物を狩ることが多い。
脅威を感じるとしゃがむような姿勢になり、強固に身を守りながら、次々と周囲にランタンを落として爆発させる。
気配を隠すか、超高速脳力や瞬間移動脳力を用いて接近できなければ、討伐は困難だろう。

:ブラウン・ヤーン

Brawn Yawn

地中から捕食対象を探り、獲物に近付くと飛び出して強力な攻撃を行うヤーン種。地面を液状化して潜るように見えるが、実際は怪異自体が液状化して地面に染み込んでいると分析されている。
液状化中は透視脳力でも発見できないが、攻撃直前に唾液のようなものを吐き出すらしく、この時地表に揮発してくる成分は透視できる。
体の両脇にある電球状の器官が弱点と思われる。透明化脳力を用いて隠れ、怪異が襲撃を諦めて姿を現した時にこの器官を狙う戦法も有効だ。

:バリスタ・サンタ

Barrista Santa

向かい合った2体の人型が融合しているように見えるサンタ種。観測結果からは、それぞれが別の意識を持っていると考えられている。
触腕状の器官により物を投げて獲物を攻撃する。この触腕は非常に頑強で、近い獲物に対しては直接叩きつけることもある。
念力脳力があれば、投げつけられた物をそのまま投げ返して反撃できる。透視脳力を借りるなどして物の軌道を見極め、回避して攻撃に転じれば、なお確実だ。