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Story

はるか昔、空より異形の生命体 『怪異』が出現し、
                人間を含む生物の脳を捕食し始めた。
                人類は地表で閉塞した生活を送らざるを得なかったが、
                人が誰でも生まれながらに持つ超感覚、 『脳力』を基盤として
                高度に発達した科学技術により、
                世界は大規模ネットワークを介し、あらゆるものが連結されていった。

こうして脳科学が極度に発展した世界、ニューヒムカにおいて
                怪異に対抗するために組織されたのが、『怪異討伐軍(通称:怪伐軍)』である。
                怪伐軍は突出して強力な脳力――  『超脳力』を持つ超脳力者の集団であり、
                唯一彼らだけが、怪異を殲滅する力を持っている。
                人々にとって怪伐軍は英雄であり、スターであり、憧れの的となっていた。

このような時代が長く続き、怪異はもはや
              雷や台風といった自然現象の一つとして認識されるようになり
              怪異との戦いは、日常の延長線上に存在する災害となっていた。

今年も怪伐軍に新入隊員がやってくる。彼らもまた、終わりなき人類と怪異との戦いの最前線へと、駆り出されていくのであった。